血液型を特集する番組が流行っている。
そもそも、戦前に兵力分析の統計学として日本で生まれた分野なのだが、今日みたテレビの番組の中で感心させられたのが、幼稚園児の実験だった。
4つの血液型別に分かれた園児10人ずつに、同じ条件で実験をして反応をみる。
女性の先生がケーキを持って園児の前においたまま、立ち去る。
そこに男性の先生が来て、ケーキを間違えて食べてしまう。園児には今から買ってくるので秘密にしていて、と約束して立ち去る。さて、女性の先生が戻ってきたときの園児の反応は?
AB: 男の先生にはしっかり約束し、みなで「いちにのさんっでダマリッコ」と口ずさんで秘密を誓うものの、女性の先生が戻った瞬間に、早速いいつける。
O: 男の先生が食べたとたんに激しく抗議し、ついにうそをつく事に合意せずじまい。
B: 男の先生が食べた途端に、園児全員が立ち上がり、お祭り騒ぎの大騒ぎに。約束はするものの、自分達が興奮してしまう。一方、まったく関心を示さない子供も2人ほど。女性の先生が帰ると一斉に言いつけ合いになる。
A: 男の先生が食べてもあまり騒がず、先生には従順。女性の先生が帰ってからも、最後まで約束を破らず「ケーキが知らないうちに出ていった」と言い出す始末。
これが正確な実験なら、血液型の科学的根拠も早晩、証明されるのではなかろうか。
やや教科書通りなのでちょっと怪しさも伴うが、あまりにも典型的な子供たちの反応だけに、説得力は抜群だった。
これらのどのタイプがよいタイプなのか、の議論の方が、血液型別には面白いかも。
(おまけ)
自分の血液型がわからない人に、性格クイズから血液型を判断できます ⇒
http://www.alles.or.jp/~ri16/sub4.htm